スタトレビヨンド(MX4D)
金メダル男も見たいが、今回はSTAR TREK BEYONDを見る。
金曜に上映が始まってるって気が付いて、近くの金券ショップに行って、一枚だけ売れ残ってたムビチケを購入。1380円。
で、どこの劇場で見るかなんだけど、出かけた帰りがけに船橋で見ることにした。そう、ららぽーと船橋な。MX4D上映だっていうもんで。
で、行ったら特別料金だってことで別途1400円取られた。
それで、MX4D、見て(乗って?)思ったけど、正直言ってダメだなこれ。
なんかいろいろ忙しすぎて、映画に集中できないんだもの。
昔むかし「花やしき」だったかなぁ………どこかの遊園地にあった体感アトラクションマシンを思い出したんだけど、そんな椅子。周りに荷物が置けない。
4人掛けなんだけど、他の人が乗り降りしたり、座りなおしたりすると変に揺れるので気が散る上に気分が悪い。
背中や尻下がボコボコ動いたりバイブレーションになるのも、変に気が散って、返って現実に引き戻される。
あと実際に煙が上がったりするのは面白いっちゃ面白いけど、映画のスクリーンが煙でモヤってしまうのは全然ダメ。
で、最もダメなのは水しぶきだ。とにかく、クシャミのシーンで水しぶきを飛ばすのだけは勘弁してほしい。
ストーリーとかどうでもいい30分くらいの内容で、シートベルトを付け振動はもっと激しく、わあわあ騒げて……みたいなもっと遊園地寄りのジェットコースターのような内容だったらMX4Dも良いかもしれないと思う。
でもこの内容で+1400円って(つまり2800円かかったってこと)。もう二度とMX4Dは見ない。
貰った(っていうか買わされた)3Dグラス。
以前の他の方式の3Dグラスよりだいぶ軽量化されており、メガネの上に装着しても、装着感に違和感なし。この部分は昔より良くなってるな。
でもさ、結果、無駄に変なメガネが部屋に溜まるのはなー。(w)
左から、real3D、masterimage、今回のMX4D、JetSTAR(ww)、ガリ勉君(www)。
買ったムビチケはScotty版。→
さて、肝心の映画の中身。
新シリーズの3作目、通算13作目。(「寅さん」みたいだと一瞬思って、今調べたら「男はつらいよ」は48作品もあるのだった。)
だいぶ旧作のしがらみからも解放されて、自由なストーリー構成になりつつあるが、冒頭から、あまりの自由すぎる展開にびっくりだ。
ぶっ壊すの早すぎ。早すぎるよ。「アルファベットの残りはまだたくさんある」というピカード艦長のセリフは有名だが、このペースだと早々に使い果たすぞ。
もっとなぞるとこはなぞって、艦船による心理戦とか、カーク船長の才覚がよくわかるような活躍をエンタープライズにさせようよ…。
で、円盤部が切り離せるのはD艦からだったはずでは…。
(ここから箇条書き)
・前作までの、妙なウフーラ推しが止んで、カーク、スポック、ボーンズのトリオがしっかり描かれているのはいいね。でも3人とも微妙に老け始めてる…。(仕方ないけど)
・舞台は、スペースコロニー一つと惑星一つ。なんかすごく狭い範囲でやってるような印象。星雲をもっときちんと描き、そしてなぜ地球を絡めなかったのか。
・スペースコロニーは複雑な形状をしていて、100年後のDS9よりずっと進歩してる印象。あの内にも外にもドバイの街並みみたいな建造物があるリングがいくつも重なっているのを見て、重力場はどんなことになっているのだろうと思ったが、まさかそれが結末の伏線になっているとは。
・新しい敵を出すのはいいけど、なんかカーデシア人っぽかった。似たり寄ったりになるんだったら、ココは普通に(?)クリンゴン人で良かったのではないか?
・でも、人類の一番の強敵は人類というやっぱりなオチは、なんかどこかで見たことある展開。
・ド派手なアクション多かったなー。かなりドタバタした感じの編集になってる。盛り込み過ぎたんじゃないか。しかしながら、説明不足かなーと思えるシーンもいくつか。
・旧作では全く描かれていなかったシーンが今回あった。カーク船長がクローゼットを開くと黄色い制服がズラーと並んでるの。あとまだ描かれていないのはトイレのシーンくらいなものか。
・ジェイラは今後の作品に登場することになるのかな。
・いや、そんなことよりもチェコフ役を今後どうするんだ…。
以上、疲れたの終わり。
半分ディスってる感じだけど、面白かったっすよ。たぶんブルーレイ買う。
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