Inferno(地獄)と炭火焼き
特に見たいとは思ってなかったが、都合(?)で、インフェルノを見る。
THE DA VINCI CODE、Angeles & Demonsに続くラングドン教授シリーズ3作目。
一体何の縁かは知らないが、結果的に3作とも映画館で見たことになったぞ。
まず見る前に、ウィキペディアの「ダンテ・アリギエーリ」の項目くらいは読んどいたほうが良かったかも。
ダンテの叙事詩「神曲」の第一篇が「インフェルノ(地獄)」であると。
その知識があることが大前提みたい。欧米人なら、っていうかキリスト教文化圏の人なら知ってて当たり前の知識なのかも。
いやぁ、あまり書いちゃうとネタばれすぎてどうしようかって感じなのだが…。
で、映画を見始めて、最初に思った感想は、トムハンクス、ふけたなぁってこと。ダビンチコードから10年だもんなぁ。(もっと言うとアカデミー賞のフォレスト・ガンプから22年)
映画冒頭、なんだかわからないけど恐怖!みたいな感じで始まって、ヒロインも登場。
いや、真のヒロインは別に出てくるんだけど、その後もすごいひきつける展開ですごい。
相変わらずのRPGゲームみたいな進行(暗号を見つける→解く→移動→次の暗号見つかる→解く→移動→次の暗号見つかる→…)で、イタリア各地を飛び回る。
そして相変わらずのどこまでがロケでどこまでがセットで、どこまでがCGなのかさっぱりわからん感じ。各史跡、特にフィレンツェでは、ピッティ宮からヴァザーリの回廊を走って抜けてヴェッキオ宮まで逃げるシーン、500人大広間の屋根裏シーンとかあるが……やっぱ、セットなんだろうな。
それにしてもイタリア、全体的にセキュリティ緩すぎ。ピッティ宮なんか簡単に壁を越えて中入れちゃうし、ダンテのデスマスクとか簡単に盗めちゃうし、サン・ジョバンニ洗礼堂なんか、天国の門からひょいっと中に入っちゃうし…(笑)
あとは、裏切りがいくつも重なって、誰が本当のことを言い、誰が嘘をついてるのか、誰を…いや何を信用していいのかわからなくなる感じもスゴかった。
で結局、謎の組織のインド人含め、わりとあっさりみんな死んじゃうのね。
どっちみち、100年後には人類が滅びるんだからいいか。
昼ごはんで食べた「炭焼き丼」。海苔をトッピングしてもらったら、突き刺さって屏風みたいになって出てきた。肉の盛り付け方もビジュアル的に良いね。(笑)
「牛角次男坊」という牛角のフードコート対応店舗。牛角の弟分という位置付けらしい。(つまり牛角自身が長男ってこと?)
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