よくわからないものを見るのが好き(ヨコトリ2017)
竹を編み込んで作られている物体だが、これでシメナワを表現しているらしい。
存在感と躍動感ありすぎ。
Yokohama Triennale 2017
ヨコハマトリエンナーレ2017
ヨコハマトリエンナーレを見てきた。それについてちょろっと書いておきたい。
例年なら涼しくなった10月くらいに行くんだけど、何となく気が向いたことと、たまたま月曜に休みが取れたので、日月という変則的な2日間で横浜に行ってきた。
上画像のシメナワは横浜美術館に入ってすぐのところにどーんと置いてあるオブジェ。
誤解のないよう説明をしておくと、この美術展は撮影が自由。
動画撮影禁止、フラッシュ撮影禁止。他人に迷惑が掛からない範囲でって趣旨のようだ。
かと言って、有料展の内容をネットにバシバシあげるのもどうかと思うので控えめに数枚掲載。
前回のトリエンナーレは、総合プロディーサーのキュレーションの妙みたいなのがあって、それが面白かったが、今回は、一つの美術展というよりは各アーティストにそこそこの広さが割り当てられ、小さな個展が数珠つなぎになったような、パートパートでどっぷり浸かれる構成になっている。
横浜美術館には28組のアーティスト。
私が気に入ったっていうか、刺さった作品がこれ。
「トンネル」という作品だが、地下鉄なのか、それとも炭鉱の坑道なのか。“合わせ鏡”を使って無限に続くトンネルが表現されている。怖い。
これ、かほう賞で。
これ、なんか笑っちゃうんだけど、怖い。
吊るされているのは、アーティスト自身(分身)らしい。
横浜美術館だけでは展示しきれず、会場が他に2つある。
赤レンガ倉庫の2階と3階に9組のアーティストと1組のプロジェクト。
横浜開港記念会館の地下(建物脇の裏口みたいな変な入り口)には1組。
なかなか面白かったんだけど、ほぼ一日歩きっぱなしで、足首が限界。
楽しさよりも疲れの方が上回る感じ。
中華街で晩飯食って、某ホテルに一泊。
中華街では某店で野菜タンメンを食ったのだが失敗した。
わざわざ中華街まで行ったのに日高屋で食うのと変わらんくてガッカリだ。だから画像も掲載しない。
2日目は連携会場へ。まずは黄金町バザール2017。
ここは……まだ公開前のブースがいくつもあって、そこが残念なところ。
あと、映像作品なのか作品自体の説明なのか、プロジェクターでVTRを流して終わりみたいな展示が多数。ちょっとそこは全部見る程付き合ってられない感じで……。
完成されたブツのみで勝負してほしいというのが、私の正直な感想。
BankART Studio NYKへ移動。
展示に「BankART Life V 観光」ってタイトルが付けられていたが、このタイトルが最も意味不明だ。観光って?(笑)
中のそれぞれブッ飛んだ作品群はけっこう面白かったッス。
詳しくは言わないが……もうなんかやりたい放題って感じで。(荒れてるって意味ではない。)
展示の一番奥にあった「野菜」って何だろう。
オチとしてはすごく面白いと思うんだけど、そういう解釈で良いんだろうか?
世界には天才が沢山いるね。(笑)
BankART Studio NYKから望む赤レンガ倉庫と大桟橋。
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