ゔぇのむ
「VENOM」である。
ムビチケが今年も(?)周ってきたっていうか、手に入ったので映画館へ。特に見たいとは思っていなかった映画だったので、予備知識は皆無の状態で見たのだが、これが滅茶苦茶面白かった。
映画冒頭のマーベルのロゴを見て、一連のアメコミの映画化だと気が付いたが、後で調べると、マーベルのシリーズではなくて、SONYが独自に(?)新しくやるシリーズらしい。道理で「SONY」のロゴが最初と最後にでかでかと出てきたのかと思ったよ。
サンフランシスコと言えば、坂とチャイナタウン。そこを良く押さえて絵やストーリーをうまく作ってるなーと思った。坂を使ったバイクスタントやカースタントとか見事だし、中国人との友情を表現することで、中国市場にうまく売り込んでいける感じになってる。
もちろん、最近の世界情勢を踏まえてね。
最初に思ったのは、エディがヴェノムに寄生されるまで、ちょっと長すぎかなって事だ。記者として成功してバラ色の人生から、どんどん没落してボロボロになっていく。人としておかしくなる寸前。それがヴェノムと同化されていくのに偶然にも適していた……そんなところを丁寧に描きたかったのだろうと思うが、ちょっとダレたかな。
あと、エディとヴェノム、中と外が入れ替わる(?)と体格が……いや体積が変わってしまうのが理解できない。ヴェノム単体では小さなペタペタとした生物なのに、寄生して外側になるとなぜか巨大化する。空気で膨らむのだろうか。
あと服とか、綺麗に通り抜けちゃうし。服がボロボロになっちゃうとかあっても良さそうだけど……。
そして、他のシンビオートを倒し、地球で生き残っていこうと決めたのに、なぜ自分の弱点を、ペラペラ喋っちゃうんだろう。それにより自分の存在が危うくなるのに。
相手役の…ミシェル・ウィリアムズって、お顔の凹凸感が何となく中川翔子に似てるなーと思っていたが、これも後で知ったが、日本語吹替って中川翔子さんがやるんだったのね。
続編が楽しみだよね。
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