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2018.11.10

SSD化する

C301110

crucial MX500を買ってみた。
SSDのなかでは定番中の定番、ド定番なんだそうである。

今使っているPCは……

intel Core i7-3930K
ASRock X79 Extreme4
NVIDIA GEFORCE GTX 1050Ti
32GB RAM

……という構成。

買ってもう6年半、まだまだ使う予定だが、起動がものすごく遅いのが不満なのだ。

ボタンを押してpinコードを入れる画面になるのが20~30秒、そこから実際に使えるようになるまで数分。
デスクトップが現れ、起動が終わっているように見えても、実際はHDDがずっとビジーになっているので全く使えず、結果5分くらいは待たないといけない。

そんな訳で、いっそのことHDDをSSDに変えてしまえということなのである。
根本的な解決になってるのか、なっていないのか良くわからないが。

C301110b

買ったのは1000GBのもの。
税込みで2万弱したが、なんか見た感じ、すごく安っぽいのな。(笑)

C301110c

何だ?この枠。

調べてみたら、ノートPCなどに内蔵した時に、SSDの厚みが足りなくて固定できない時に使うスペーサーとのこと。


そういえば、このSSDを今のPCのどこにマウントするかを考えていなかった。
PCのふたを開けて、中を確認してみたが、2.5インチのシャドウベイは無い。

3.5インチのシャドウベイに収めるしかなさそうだが、確か1組マウンタ持ってたよな…と思って押し入れの中を散々探したら、あったよ。

3.5 インチHDDを、5インチベイに収めるマウンタが。ダメじゃん。

C301110d

昔買った、3.5インチベイを無理やり増設するために使うアルミの板が出てきたので、それを折り曲げて、マウンタを自作してみた。

C301110e

2.5インチを3.5インチにするので差は1インチ、つまり左右各0.5インチずつ稼げばよい。

さらに、3.5インチベイの高さは1インチなので、PCケース側のベイの側面にはまるよう、板の端から1インチ分折り曲げた。

手とペンチで曲げたのでグニャグニャだが、まぁ良く出来た方だと思う。(笑)

C301110f

板のグニャグニャぶりが際立つなぁ。(笑)

ちょっと引っかかる感じが無いわけでもないが、ケーブルの巻き込みがない事を確認しながら、無理やり押し込んでみた。
見た目以外何ら問題なさそう。

C301110g

一旦引き出して、SATA3ケーブルと電源ケーブルを繋いで再度押し込む。

これでハードウエアとしては完成。
マウンタとPCケースとのネジ留めは、留めようがないので省略する。


旧HDDから新SSDへのコピーは、Macrium Reflect Free Editionっていうのが良いらしいので、Windowsを起動してダウンロード&インストール。

操作は簡単。但しコピーって言うんじゃなくて、クローンって言うんだな。

クローン人間の作業をした後、BIOSで起動ドライブを変更して、無事再起動…………。
てか、この再起動が既に爆速。10秒かからん。恐ろしすぎる。

何回か再起動してみたが速い。どうしたって言うくらい速い。全部で数分かかっていたのが15秒位になった。
起動だけじゃない。ブラウザの立ち上がりや読み込みも、全てが速い。すごい。


ストレージのベンチマークはCrystalDiskMarkが定番ってことで、これで比較してみる。

C301110v

↑ 新SSD

C301110w

↑ 旧HDD(全部消してEドライブにした)

シーケンシャルアクセス(Seq Q32T1)が4倍以上、ランダムアクセス(4K Q8T8)が400倍!
400倍って。


追記

C301110x

モメンタムキャッシュ(一時キャッシュ)って言うのを有効にしたら、こうなった。
爆速になったが、単にメモリ性能が出るだけという気がしないでもない。

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