DDV192いぶき
この5月は連休があった分だけ短い筈だが、なかなか終わらん実感である。
ちょっと思いついて、実働日数(全日数から休日を差し引いた日数)を数えてみたら19日あった。
実働19日だと、今年ならば2月、9月と同じではないか。
言うほど極端に短くなる訳では無かったのだ。
さて、「空母いぶき」のムビチケが周って来たので、折角なので見に行ってきた。
佐藤浩市インタビューで炎上してたヤツである。つーか、公開直前にあんなことやるとか、明らかな炎上商法だよな、あれ。
超久しぶりに見る日本映画。(「飛んで埼玉」を除く)
なんかさー、みんな老けたよな。(笑)
佐藤浩市も中井貴一も。吉田栄作は見て一瞬分からなかった。髙嶋政宏なんか髭面すぎて、最後まで全く気付かず。
つーか、ある特定世代のおっさん勢揃いじゃないすか。(笑)
さて、この手の映画の見どころと言えば、これはもう一つしかない。
ミリオタの鑑賞に堪えられる出来になっているかどうかだ。www
どうかなー、どうなんだろうな。俺、ミリオタじゃないし。w
でも、批判めいた何かが、アッチコッチでグズグズ沸くんだろうな。w
CICとか艦橋の様子、SPY1の画面(?)とか、良い出来でリアルだと思ったが、爆発シーンの他、いぶき以外の艦船が活躍するところのアップや、全体を俯瞰する構図、混乱する国内の街の様子など、欲しい映像がかなり不足していた気がする。
予算が厳しくて、本当は画像でやりたいんだけど、セリフで説明して終わり…みたいなことになったんだろうか。特に国内の様子を表現するのに街の画像の上に文字で出すとか、陳腐過ぎる演出にびっくりだ。
各俳優の演技は、緊張感に溢れた演技で良かった。先を読んだ上で様々な選択肢の中からコレというのを慎重に慎重にシンチョーに選び実行してゆく。緊張で口の中が渇くような演技。
ただ、専守防衛であるとか、戦争と戦闘の定義であるとか、秋津と新波の間では通常解りきっていることを、観客のために説教臭くセリフで説明しなければならないのは辛いところではある。
見ていて一番気になったのは、西島秀俊演じる秋津である。なんかずっと妙にニヤけているように見えたのは俺だけだろうか。
あとは、セリフ回し。特定の命令は他の命令と誤認しないように特殊なイントネーションを使うものと思っていたが、その辺ガン無視。少なくとも「いてまえー」は無いわ。
そしてこれ、映画の公開日は年末にすべきだった。この時期、クリスマスとか言われてもピンと来ないもんね。
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