よくわからないものを見るのが好き(ヨコトリ2020)
(9月28日)
もう秋分の日も過ぎてしまったが、一応夏休みを取った。
今年は変な御土産を持って帰ってしまっては困るって言うんで、イナカには帰らない事にしたのだが、じゃぁどうしようかって事で、ふらりと横浜へ。
開催中のヨコハマトリエンナーレ2020を見に行く。
上写真は横浜美術館だが、まさかの全面マスク姿……。(笑)
ヨコハマトリエンナーレ2020
Yokohama Triennale 2020
密を避けるために事前予約制になっていて、Webから日時を指定してオンラインチケットを購入、QRコードを取得しておく。
ヨコトリって、これまでの経験上それ程密になる美術展ではないと思うのだが、そうやってますというスタンスっていうか、安全ですアピールって必要だよね。
もちろん、入り口では検温と手指のアルコール消毒を促される。
美術館中央の巨大展示。
これ、いろいろな形のキラキラした飾りをぶら下げて、これでアメリカ社会を表しているらしい。飾りの中には銃や涙、弾丸や標的の形のものが隠れているそうなのだが、さっぱり分からず。
これは中にバランスボールが詰め込まれていて、上に乗ったり座ったりしていいらしい。
人間の腸っぽいのだが、だとすると物凄い便秘だ。
個人的にいいなと思ってのがこれ。
この形、露であり涙であり雫であり、句読点であり砂山であり種であり真珠であり……、抱きしめ合った記憶であり……。
「抱きしめてもらうのを待っている」となっていたが、これ、抱きしめられるのを誘っている形だ。(でもさ、展示物は原則触っちゃダメなんだよね)
これ、かほう賞で。
会場が分かれていて、もう一つの大きな会場が「プロット48」という美術館。横浜美術館から歩いて10分くらい。
こんな建物の存在を全く知らなかったが、これ移転前のアンパンマンミュージアムの建物なんだとか。なるほど。
閉館18時にして、17時10分くらいに行ったので、駆け足でちゃっちゃか周る感じになってしまった。
その結果、20分くらい時間が余ったので、売店で時間潰しをした。(笑)
ロッキングチェアのように揺れるフェンスとゲート。
不安定っていうか、力によってどうにでもなる境界線を表している……のだと思う。
もう一か所、「日本郵船歴史博物館」が会場になっているが、結局時間が無くて行けず。
総括すると、3年前や6年前と比較して、パワーダウンしてる気がする。
特に映像作品が妙に増えていて、そういうのは正直言って最初から最後まで付き合いきれないし、結果中途半端にしか見ないので、意味も分からない。残念な感じだ。
夕食は、横浜中華街まで足を延ばす。
平日とは言え、人少なかったっすね。いつぞやの大雪の日よりはマシだけど。
客引きのお兄さんお姉さんもほぼヤル気ゼロ。
たぶん私より少し年上くらいのおじさんが客引きしていたお店に入った。
客引きってだいたいおばさんか若い人が外に出てやってるものなので、珍しいなーと思っていたのだが、なんと客引きをしていたのは、シェフ自身だった。
豚バラあんかけご飯。これにフカヒレスープ、春巻き、搾菜、杏仁豆腐がついて850円(税別)。中華街の……というより街の中華屋さんの値段。但し、味は本物。
こんな店が近くにあったら、毎日でも行きたいのだが……。
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