セーターの肘に穴が開いた
10年以上前に買ったセーター。確か13年くらい前か。
暖かいので、冬の時期には2日に1回の頻度で着ていた。もう1着あるセーターと代わり番こにな。
肘がだいぶ薄くなっている事には気が付いていた。ヤバイなーとは思っていた。
ただし10年以上、しかもかなりの使用頻度で着て、着倒しまくってそれなのだから、かなり品質の高いセーターだという事は実感している。
ちなみにユ二ク□のヤツなら1~2年でそうなる。
このセーターとユ二ク□とでローテーションを組んで着ていたこともあったが、ユ二ク□のは早々に脱落していった。
さて、そのお気に入りのセーターに、ホチ針を引っ掛けてしまった。
よりによってその肘の最も薄くなっている部分にだ。見事に穴が開いた。
ついにその時が来た。
今回はコレを何とかしたい。
同じ色の毛糸を買ってきてキレイに編み込むというのが最高の補修手段だと思うが、生憎そんな技術はない。
そこで、「ひじあて」を買ってきた。
画像が光ってしまって判りずらくなってしまったが、カワグチの「カンタン補修シリーズ」の「合皮ひじあて」、税込748円。
針穴付きなので縫ってもいいし、アイロン接着もできる。
ただ、地がセーターだとアイロン接着はできても、それだけではすぐに剥がれてくると思うので、アイロン接着で位置固定した上で縫いつけるという、両方を活用したパターンで補修しようと思う。
まずは位置決め。
セーターの腕の中に新聞紙を筒状にして突っこみ、形を整える。
そこに実際にひじあてを当てて考えてみる。
穴の開いた部分がひじあてのど真ん中になるように付けたのでは、全体のバランスが悪い。
結論としては、少しだけ肩寄りに……つまり少しだけ上にずらして付けると良いんじゃないかと思う。
たぶんその方が、腕が長く見える筈だ。
楕円の2つある焦点の片方に穴が来るように置き(もちろん下の位置の焦点だ)、当て布をあて、アイロンでプレスする。
合皮ひじあての説明書にはアイロン圧着の時間が30~40秒となっているが、さらに少し長めにアイロンを当てよう。
糸でかがるのだが、ちょうど良い糸がない。
ダイソーでだいぶ前に買った糸の色が良さそうなのだが、なにぶん細い。
しかし他にないので、とりあえずコレを四重にして使う事にした。
こんな感じで、ブランケットステッチにする。
(合皮ひじあての説明書にその縫い方が書いてあった)
完成。両方縫うのに2時間かかった。
結構上手くいったのではないか。
でも、糸がなぁ…。
見た目はキレイなんだけどオシャレ感が低くて、貧乏で次が買えないんです……という感じが滲み出ている気がする。
もう1着のセーターも肘が危機的なので、それにもひじあてを付けることにした。
糸が気になっていたので、ダイソーで合いそうな毛糸と毛糸用の縫い針も買ってきた。
諸々あって、完成。
毛糸の縁取りでオシャレ感アップ。(笑)
すごく上手くいったような気がする。
毛糸なので多少下手糞な縫い目でも、それが良い風合いになっててイイ!
そうなってくると、やっぱり最初の方が気になって仕方なくなる。
他の用でセリアまで行ったので、ついでに毛糸を買ってきた。
2時間かかって縫った糸を全部ほどき、毛糸で縫いなおし。
だいぶ良くなった。満足。
一回目は練習だったって事で。
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