突っ張り棚を強化する
小さく狭い家なので、収納が少なくて荷物を片づける場所に困ってる一方、小さく狭い家なので、突っ張り棒や突っ張り棚を設置する場所に困らない。
3尺から左右の壁の厚みを引いた残り…つまり77.5cm幅の空間が、廊下なのか部屋の一部なのか良く分からない感じで何か所かあるので、そこに突っ張り棚を設置しまくっている。
突っ張り棚はニトリの「ポールスライド棚」、税込799円。
私の知る限り、突っ張り棚ではこれが一番コスパ良いんじゃないかなと思う。伸ばした部分も棚になってるっていうのも良い。
ただ、ちょっとした問題がある。いや、棚を棚として使う分には恐らく問題ないのだと思う。
問題というのは……棚部分がポールになっているので、ハンガーを引っ掛けるのに都合が良すぎて、ハンガーをガチャガチャ引っ掛けたり外したりしているうちに、棚が落ちてくるのだ。(笑)
今回は、これを何とかしたいという話である。
工作材料(S-13) 角棒 450mm×30mm×30mm
棚なんだから、それを支える「受け」を左右に付けるだけなのだが、それ用にちょうど良いものはないかと探していた。
一度、ペットボトルのキャップを、左右の壁にビス留めしてしばらく使っていたが、いくら何でも貧乏くさい。(笑)
で、ダイソーにちょうど良い角材があったので、買ってきた。
真ん中から2つに切れば、丁度良いのでは???……と思って買ってきたのだが、帰宅後きちんと検証してみたら、少し短かった。
ニトリの棚は奥行き23.5cm、ダイソー角棒は45cmで、2つに切ると22.5cm。
1cm足りない。
そこで、ナナメに切って長さを稼ぐことにした。
45度の角度で切れば左右それぞれ1.5cm稼げるので、一応全長24cmとなる。棚を支えるには充分だろう。
45度に切るにはマイターボックスを使う。
角棒をクランプで固定して、慎重に鋸を当てたが……。
ちょっと曲がったな。(笑)
とは言え、何のガイドもなしに45度で切れと言われても絶対無理なので、マイターボックスは便利だと思う。
さて、先日の「PIN+(下地探し用のピン)」を使って調べた結果、棚の左側の壁には下地があるが、右側は石膏ボードだけで下地がないことが分かった。
そこで、アンカー付きのビスの在庫を探してみたら、丁度良いのがあった。何かに付属して来たヤツだと思うが、もはや何用だったか分からない。
このうちアンカーのみを使い、ビスは角棒の太さ分余計に長くなければならないので、在庫の中で一番長いのを用意した。
それでも、ビスは必要な長さより1cmくらい短いようなのだ。
それで、ドリルで角棒に下穴を開けた後、ビスの頭が1cm程奥に入るよう、太めのドリルで穴を広げてみた。
さらに右側用には、切り欠きを入れる。
こういう事ね。
正確に穴の位置を測って下穴を開けた後、アンカーを打ち込み、ビス留めして完成。
ちなみに左も下地までビスが届かないので、ビスの頭が1cm奥に入るよう、穴加工が必要だった。
完成。これでハンガーで洗濯物が干せる。(笑)
思いのほか上手くいったように思えたので、角棒を買い足して更に2か所を施工した。
これは、浴室の前。
バケツなどを収納するために設置した棚だったが、ハンガーでバスタオルなどを引っ掛けるのに丁度よくなってしまったため、頻繁に落ちてくる棚になっていた。
なので、この棚の強化は必須であった。
トイレ前。トイレットペーパーやティッシュなどを収納する棚。
トイレットペーパーは3倍巻きや5倍巻きを非常用に備蓄しているため、これが結構重たい。
ここはハンガーとは全く関係なしに、重さで何度も落ちて来ていた。
左はドアの縁に引っ掛けて、右側だけの施工。
気まぐれに、スプレーで白く塗ってみたが……これはあまり意味なかったな。
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