HDD交換

HDD交換と言っても、テレビのだ。
日立のWooo L32-WP03という機種。買ったのは2009年だから、もう11年経った。
HDDは今のところ快調に動いており、故障の気配はないが、いい加減もう10年超である。とりあえず交換しておこうと思う。
というワケで、これは約9年前の記事「人類は接触不良を克服できないのか」の続き。
日立がテレビ事業から撤退してしまった時点で、ヤベッと思っていた。
日立のテレビにはiVDR-Sという規格のHDDを積んでいて、この規格のカセットHDDを差し替えることで容量を増やせるというのが売りだったのだが、当然このHDDも製造終了に。
ええ、そうです。終わってるッスョ。
ディスコン(discontinued) そして、オワコン(終わったコンテンツ)。
故障したら後継機種に乗り換えようと思ってたのに、後継機種自体が無くなってしまった上に、まさか今のマシンの運用も怪しくなってくるとは。

iVDR-Sの製造終了を聞いて、本当に無くなる前に1TBのカセットHDDを2個程、とりあえず買っておいた。
上写真はそのうちの1個。去年の12月で9,000円位だった。今見たらお値段倍以上に跳ね上がってますな。

箱を開けると、こんな感じ。

で、いきなり分解。(笑)
トルクスドライバーを持ってなくて、わざわざコーナンまで買いに行ったよ。
つまりこれとテレビ本体内蔵のHDDを交換しようというワケだ。
裸のiVDR-SのHDDを、素人が入手する手段はないので、こうするより仕方がない。
では準備ができたので、交換作業開始。

これが現在内蔵されているHDD。
この後どうなるか分からないので、録画データを別のカセットHDDにムーブしておいた。現在は空の状態。

久しぶりにテレビの裏蓋を開ける。
良い子は真似しないでね。
ちなみに上写真、床に直接置いているのではなく、小さいテーブルの上に座布団を置き、その上にテレビを寝かせてある。だからテレビは宙に浮いている状態。

裏蓋を開けること自体はとても簡単。外す必要のあるネジ穴に矢印が付いているので、それを見て普通にネジを外せばいい。

で、これな。(一つ上の写真とは天地が逆になっています)

記念撮影。
左:旧HDD 250GB 2009年6月製造 MADE IN THAILAND
右:新HDD 1TB 2017年5月19日製造 MADE IN CHINA
ディスコン、オワコンって冒頭書いたが、同一規格のものが10年くらい続いたってことは、それはそれで凄いのかも。

新HDD装着完了。グランド線の接続も忘れずに。
さぁ、蓋を戻して、コンセントを差し、電源を入れてみよう!

あれ?

あれ!?
なーんて、想定内っす。(笑)
実は、テレビにはHDDを認識させる秘密コマンドが用意されている。
この件についてはネットを適当に検索すると割と簡単に見つかるので、そちら参照の事。
ヒントとしては、(1)HDD再認証 (2)HDD初期化 の順に進める必要があること。
なぜかこの両方をまとめて書いたところって見つからなかったんだよね……。ちょっと苦労した。
※直リンするとリンク先に迷惑がかかるかもしれないのでそれは止めますし、同じWoooでも機種やファームウエアの違いで操作が違うようなので、マネする人は私に聞かないでください。(今更そんなことする人いないと思うけど。)
というワケで、ごにょごにょした結果、こうなった!↓

容量4倍!
いつも私はTSX4で録画しているので、なんと402時間!
これであと10年使える。(笑)
え? 4K?8K?
なにそれ、知らなーい。
そんなことより3Dテレビってどこ行ったんだっけ?(笑)

外した旧HDDだが、余った1TBのカセットの外殻にはめ、拡張用のソケットに差し込んでみた。
なんか普通に使えるみたい……。
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