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2025.05.05

カラーボックスをパワーアップ

(5月4日)

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月日の経つのは速いもので、引越してからもう1年と1カ月。
引越しで旧居から持ってきて、そのまま放置されているアイテムがまだいくつかある。

旧居での生活に合わせて買ったアイテムなので、当然旧居ではうまく活用できていたものなのだが、新居では部屋や収納の形が違うので、どう当てはめて使ったらいいか思いつかず、うまく活用できないのだ。

それをなんとかできないか、と言うのが今回の話。


さて、今回新たに買って来たのは、ニトリのカラボ(カラーボックス)。

(古いアイテムの活用の話で、新しく買い足すのかい!という突っこみは置いといてください)

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いきなりの余談だが、ニトリのカラボの外箱に、赤い紐が付いているのは知っているだろうか?

箱の「開け口」なんじゃないかって?

違う違う。

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箱を開封してみると分かるが、この赤い紐は、付属のビスの袋に繋がっている。

つまり、出荷時にビスセットの封入もれがないかどうかが、箱の外から分かるのだ。

誰が思いついたのかは分からないが、天才なんじゃないかと思う。

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さて、もろもろあって、カラボの組み立て完了。

買ったカラボは、「Nカラボスリム」という横幅が通常の半分くらいのヤツである。

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ここで登場するのは、大昔に買った黒いカラーボックスもどき(右)。

買ってからもう30年以上になる。桜新町在住時代なので、渋谷だったか三軒茶屋だったか…どこでどうやって購入したんだったか、全く覚えていない。

棚板とかたわんできてはいるが、まだまだ使える。

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んで、新しく買った白いヤツをこの黒いヤツに合体させたいのだ。

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高さや奥行きが微妙に違っているが、まぁ良いだろう。

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合体には、ニトリのカラボ専用のジョイントパーツを使う。

ジョイントパーツと言っても、カラボにあらかじめ開けてある穴を使って、ネジ止めするだけのもの。

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ニトリ製以外のカラーボックスには当然穴が開いていないが、そこはうまく位置を合わせてドリルで穴を開ければ問題なく使える…はず。

って、ドリルがまっすぐ入らないやんけ!!!

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結局側板と背板を一旦外して、ドリルで穴を開けた。
ちなみに穴の直径は5㎜。

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穴の両側からジョイントパーツを差し込み、ネジ止めしようとしてみるが、ネジの長さが足りなくて……全く届かん!

よく見るとニトリの板の厚みより、黒い方の板の厚みが1.5倍くらいあるのだ。(板の中は中空でスカスカなのにな)

頭の部分が多少埋没するように穴をほじって広げたり、目いっぱい力を入れて両側からグリグリしたりで…悪戦苦闘の小一時間。

それでやっと1本ネジ止め完了………残り3本。

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もう1本の作業を始めたが、やっぱりジョイントパーツは両側から全く届かない。
またしばらく悪戦苦闘していたが、ふと、何でもないことに気が付いた。

最初から穴が開いておらず、わざわざ穴を開けるくらいなんだったら、普通にビス留めすれば良いだけなのでは!?(笑)

ダボ穴の近くの下地がありそうな部分を狙って、ちょっと細目に下穴を開け、上部2本と下部2本の全部で4本のビス留め。僅か2分の作業。

しかも、買い置きしてあったダイソーの木ネジセット(110円)で済み、わざわざ買ったジョイントパーツ(249円)は全くの無駄になった。

ホント何やってんだよ。

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背板と側板を元通りビス留めして、完成……。

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悪戦苦闘の跡。


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実は、本当にやりたかった事はここからなのだ。

さてこれは何でしょう……。

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答えは「押入れ収納キャリー」。

旧居では重い荷物をコレに乗せて、押入からの出し入れに便利に使っていた。
新居では押入のような深い収納が無いため、全く用途なく活用に困っていた。

で、上画像を見て分かっただろうか。

以前から持っていた黒いカラーボックスの幅(47.5cm)とこのニトリのNカラボスリムの幅(22.5cm)を合計すると、押入れ収納キャリーの幅とほぼ同じになるのだ。

厳密にいうと、押入れ収納キャリーの内法は69.7cmなので、ちょっとキツイのだが、力を入れると両サイドのパイプ部分が若干外に広がるので、むしろガッチリ填まり込む感じで丁度よいのではないかと踏んだ。

では実証してみよう。

合体!

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完璧じゃないすか。(笑)

キャスター付きワイドカラーボックスがここに爆誕である。

……と思っていたら、背板の表裏間違って付けてる……。

また、解体である。


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さてさて、収納場所がなくて段ボールに入ったままだった食器などを詰め込んでみた。

あぁ、もういっぱいだ。(笑)

でも、段ボールに入ったままよりかは、これで多少は使いやすくなったかと思う。


いや、断捨離が先だろう…という突っこみには、反論しない。

ほんと、想定外にグラスとか湯呑とかが買いもしないのにどんどん増えていくんだよね。

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