加水分解

これはEPSONの複合機、EP-804AW。

キャノンのBJ F850を12年くらい使って結局壊れなかったのだが、もういい加減よかろうって事で2012年に新しく買ったプリンタである。

柏のビッカメで、元値26,000円だけど型落ちなので16,000円でいいよって言われて買ったもの。すごくお買い得だった。

まだまだ新しいと思っていたが、振り返ってみるともうそれから13年。(笑)
使用頻度は高くないものの、F850より長期間使ってる…。

さて、昨年2月に引越しをした後、日差しの入り方や湿度が変わったからか、急に電化製品のプラスチック部分が黄ばんだり、ゴム部分が加水分解を起こしたりするようになった。

このEP-804AWも例外ではなく、真っ白かったボディが見事にクリーム色。
色は気にしなければ問題ない話だが、久しぶりに両面印刷をしてみたら、バキッっと音がして紙が裏返らず、変なところで折れた紙が吐き出されるようになっていた。

EP-804AWの背面に取り付けてある両面印刷ユニット、EPADU1。

外して中を開けてみると、４つあるローラーが加水分解を起こしていてベッタベタ、ローラーを廻すギアにベッタリくっついていた。
バキッという音は、力が掛かったギアが、ローラーから一瞬だけ剥がれた時の音だったようだ。

解消方法を検索すると、アルカリ電解水や重曹水などのアルカリ性のもので溶かして拭けとか、無水アルコールで拭き取れとか、消しゴムでこすれとか出て、全て試してみたがいずれも効果なし。

もう一つ検索で出てきたのは、ベビーパウダーをまぶせというもの。

敬礼Suicaの稿で、なんでシッカロールを買ったんだろうと思ったかもしれないが、別に赤ちゃんが居るわけではなくて、コレを試すためだ。

塗した直後はイマイチだったが、その後１週間放って置いたらその間に馴染んだのか、上手く両面印刷できるようになっていた。

テストプリント、オモテ

テストプリント、ウラ(笑)

加水分解が更に進む可能性はあるが、そうなったらまたベビーパウダーを塗せばいい。

いや、このプリンターも交換の潮時かなぁ……。いやPCの方が先か。

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見かけ上の位置関係は一直線だが、地球との距離を考えると凄い遠回りな気がする。

先にプレアデス（昴）、次にオリオンの順がいいよって、もし冥界と通信できる方がいらっしゃったら、松本先生にそうお伝えください。