SFF-8784とは

500GBの外付けHDDをルーターに繋いで、簡易NASとして使用していたのだが、ある日突然ルーターがHDDを認識しなくなった。
ちなみに外付けHDDは、MARSHALの「MAL2500L2EX3/BK」という機種。
10年くらい前に、有楽町のビッカメで3000円位で購入したヤツで、在庫処分の超格安だった。
それで、また接触不良だろうかと思って確認すると、その外付けHDDからUSBケーブルが抜けている。
なんの拍子に抜けたのだろう…と訝しがりながら差し込もうとすると、スカスカで差し込めない。

えっ? えええええ!

バラシて中を確認してみた。
USB端子は外付けHDDでは一般的な「MicroUSB Type-B」だが、その端子が基板からバッキリ折れて剥がれている。
愕然である。HDD自体が壊れたのならまだわかるが、ココが折れてるとか信じ難い。
基盤に印刷された配線パターンから剥がれてきているのが致命的である。
僅かに残ったパターンでうまく疎通できないか、試しにハンダでくっ付けてみたがPCがHDDを全く認識しない。
ク□ゴ□ウお兄さんレベルなら直せるかもしれないが、私なんかじゃ全然ダメ。
他の手段としては、HDD本体から直接PCに繋げられる変換アダプタがあれば良いのだが……

何?この端子!

表・裏としてみたが、どっちが表でどっちが裏かは良く分からん。
一応SATAって基板に印刷されているので、SATAなんだろうけど、こんなSATA端子見たことない。
こんな端子から変換するアダプタなんて一般的に売ってるのだろうか???
ここから先は検索の鬼である。
ちなみに各社自慢のAIに聞いても、どこも頓珍漢な答えしか返してこなかった(いつもの事だが)。
さて、検索の結果だが…
まず内蔵されていたHDD、「MARSHAL UltraSlim MAL2500SA-W54L2」は、実は「Western Digital WD5000MPCK」のリファービッシュ品らしい。
で、この「WD5000MPCK」のコネクタには、電源とSATAをまとめた「SFF-8784」が採用されているとの事。
そう、この「SFF-8784」という端子名称に辿り着くまでが大変だった。
これが分かれば、密林にしろ、アリエクにしろザクザク(と言う程でもないが)商品がヒットする。
アリエクよりも密林の方が速く届くんじゃないかと期待して、今回は密林から注文。
で、2週間くらいかかって…

結局中国から届くんかーい!

表・裏としてみたが、どっちが表でどっちが裏かは良く分からん。
一方に一般的なSATA端子、もう一方に噂のSFF-8784が付いている。
抵抗もコンデンサも付いていないので、本当にピン配置を変えているだけっぽい。

ぶっさす。
最後の最後まで本当に刺さるか心配だったが、問題なく刺さった。
但し、刺した状態で固定ができない。
MARSHALと変換アダプタの間が開いてカスタネットのようにパカパカする。

私のメインPC、もともと繋がっていた2TBのHDDからSATAケーブルを外し、そこに接続。
高さが足りないので、近くにあった箱を積んで高さを調整し、パカパカしないよう文鎮代わりに適当なモノを乗せた。

はい、マーシャル500来たー!
何とかコピーを完了し、無事データ救済できた。

もうこのHDDは使う予定はない。
これを差し込んだ状態でスッポリ納まって、そのまま固定できるようなHDDケースがあればまだまだ使えそうに思えるが……そんなHDDケース、どこにも売ってないよね。
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